
クレイマンREVENGEっておもしろいのかな?
本編では完全退場したクレイマンが主人公にスピンオフって…
正直、今さら感がありますよね。
そんな疑問を持つ人に向けて、今回は「クレイマンREVENGE」の魅力を紹介します。
実は僕も、「クレイマンのスピンオフが出ますよ」という告知を見たときに、



クレイマンにはなんの思い入れもないからなぁ…
と最初はスルーしていました。
ただ、思い切って読んでみたら
「2巻はいつなの!?」と早く続きが読みたくなるぐらい
いまでは転スラのスピンオフで最推しになっています。
この記事では、そんな手のひら返しの理由を
・転スラの過去が知れるストーリー
・素のクレイマンと部下たちの魅力
・原初の悪魔の登場でさらに盛り上がる
という3つの視点から解説していきます。
「クレイマンは別に…」という人にも読んでほしい、
意外性たっぷりの注目スピンオフ、ぜひ参考にしてください。
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クレイマンリベンジってどんな話?転スラの過去


「クレイマンREVENGE」は、本編でリムルに敗れたクレイマンが、
“記憶を持ったまま70年前に戻ってやり直す”というタイムリープ設定のスピンオフです。
とはいえ、何度もやり直すループものではありません。
クレイマンが「未来に起きる出来事」に気づいたときには、すでに後戻りできない状況。


残されたワルプルギスまでの記憶と、改善された性格を武器に、どう立ち回っていくかを描く物語です。
おもしろポイントは、「クレイマンとリムルの因縁が、実は70年前から始まっていた」という点。
本編で2人の関係が表面化したのは“オークの侵略”の頃ですが、
オークたちが飢餓に陥った原因は、ゲルミュットがオーガの里を襲わせるよりも前の話にあります。
つまり
“リムルが転生する前から、リムルと敵対する未来へと進んでいた”というわけです。
そんな未来を変えるために、
クレイマンはどんな立ち回りをしていくのか?
そして、リムルとどんな出会い(再会)を果たすのか?



リムルがめちゃくちゃ弱体化してそうな気もするし、
全く思いもしないリムルが誕生しているかもしれない!
と、いろいろな想像がふくらんでいきます。
また、原作者・伏瀬さん曰く
「クレイマンの設定はいろいろとあったけど、本編ですべてを語りきれずに完全退場してしまった」
とのことなので、転スラの過去(リムルの転生前)だけでなく、クレイマン自身の背景にも期待が高まります。
クレイマンが変われば部下の性格も変わる


本編のクレイマン軍といえば、「嫌な、感じの悪いやつが多い」印象でしたよね。
中でもヤムザは、性格が悪くて見ていてイラッとするキャラでした。
しかし、「クレイマンREVENGE」ではそんなヤムザが



なんか、めちゃくちゃ純粋で憎めないやつになってる…!
実は、ヤムザは環境に流されるタイプのようで、本編で性格が終わっていたのは、クレイマンの影響を強く受けていたからなんです。
クレイマンの性格が改善された今作では、ヤムザも自然と性格が変わっていきます。
もちろん、それは他の部下たちにも大きな影響を与えました。
たとえば、ディアブロに“画面外であっさりやられていた”ため、本編ではまったく印象の残らなかったピローネ。
”弱いから”という理由で大切に扱われている今作では「クレイマンさま♡」と慕いまくる、おもしろキャラになっています。


本編では必要なかったですが、良いキャラはたくさんいるんです。



本来のクレイマン軍も、ただの賑やかな組織だったのかもしれないね
そんな彼らの素顔ややり取りが見られるのは、「クレイマンREVENGE」だけです。
しかもクレイマン自身も修行して少しずつ強くなっていきます。
ハンターハンターに出てくるピトーの黒子舞想みたいな技を使えるように!


キャラの印象がここまで変わるのは、スピンオフならではの面白さですね。
原初の悪魔レインの登場で面白さが加速する


「クレイマンREVENGE」は、2巻から原初の青ことレインが本格登場します。



レインが出てきた瞬間、面白さが一気に跳ね上がった!
本編では登場回数が少なめだったレインですが、今作ではクレイマンと頻繁に絡むポジション。
(決して忠実ではない)側近のような立ち位置で、物語に深く関わってきます。
レインといえば、原初の7柱の中でも「強さ」にこだわりがある一方で…
ギィとレオンの対談中に貫禄の居眠りができる強者(アホの子)です。


そんなレインが、70年前に“ある依頼”をクレイマンに持ちかけたことが、物語の鍵になります。
その依頼とは、「オークの王国の異変を調査してほしい」というもの。
本編では明かされなかった設定ですが、実はクレイマンとレインには、
この頃からすでに浅からぬ因縁があったことが描かれます。
レインに関わりたくない
→依頼を受けるフリしてスルー
→オークの王国が滅びる
→飢餓の始まり…
今作ではそんな過去の反省もふまえて、レインには関わらずにオークを助ける道を模索します。
…がしかし、レインも負けじと絡んでくるのが面白いところ。
クレイマンを利用するつもりが、逆に利用されたりと…





アホの子レインの本領発揮!たまらん!
本編では描かれなかった“レインの素の姿”が、ここではたっぷり楽しめます。
原初の悪魔ファンなら、絶対に見逃せないスピンオフです。
まとめ|クレイマンREVENGEは転スラ好きにこそ読んでほしい


ここまで『クレイマンREVENGE』の魅力を紹介してきました。
正直、嫌われ者のクレイマンが主人公のスピンオフに
「別に興味ないな…」と思っている人も多いかもしれません。
そもそもスピンオフも「本編とかけ離れてて好きじゃない」と考える人もいるでしょう。
ですが、「クレイマンREVENGE」は読んでみると印象ががらりと変わります。
・転スラの“過去”をクレイマン視点で深掘りできる
・本編とは全く違うクレイマン軍の素顔に触れられる
・原初の悪魔レインが大活躍する、貴重なレア作品
といったように、おもしろいだけではなく、情報価値にもあふれたスピンオフです。
特に、原初の悪魔好きには絶対にハマるはず。
なにかとインパクトの強い原初の悪魔ですが、意外と登場シーンは少ないです。
しかし、「クレイマンREVENGE」ではレインの登場シーンはがっつりとあります。
原初の悪魔が好きな人にはぜひ読んで欲しい。
もちろん、転スラをもっと深く楽しみたいという人にもぴったりの一冊です。
2025年6月現在は6巻まで既刊済みなので
まずはぜひ試し読みをしてみてください。
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