
オーディブルって実際どうなの?
使ってみた人のリアルな感想が知りたいな
そんな人のために、2年間で80冊以上聴いてきた体験から、オーディブルのメリットとデメリットを紹介します。



僕はもともと読書習慣ゼロで活字を読むのは大の苦手でした
しかし、オーディブルに出会ってからは、ラノベや小説を中心に、少しずつ読書(耳読?)する習慣がついてきました。
今では月に数冊を“聴く”のが当たり前になっています。
とはいえ、オーディブルは誰にでも合う万能なサービスというわけではありません。
・内容が頭に入らないんじゃ?
・本を聴くってどういう感覚?
・サブスクとして高くない?
使ってみるまではいろいろと不安が付きまといます。
この記事では、そういった不安を解決しながら、オーディブルを使ってみた本音を丁寧に紹介していきます。



気になってるけど、どうしようかな…
という人は、ぜひ参考にしてみてください。
オーディブルとは?基本のしくみをサクッと紹介


オーディブル(Audible)はAmazonが提供するオーディオブックサービスです。
月額1,500円で、プロの声優やナレーターが朗読してくれる本を聴き放題で楽しめます。
(対象は20万冊以上/日本語は1.7万冊超)
ジャンルは小説、ビジネス書、自己啓発、ラノベ、ポッドキャストまで幅広く、1冊まるごと聴けるのが最大の特徴です。
初回30日間は無料体験でき、期間内に解約すれば料金はかかりません。
僕のように本が苦手な人には、ほんとありがたいサービスです。
・活字が多いとすぐに眠くなる
・読み始めても集中力がもたない
・忙しくて読む時間を作れない
本を買っても読まずに積んでしまう…そんな人には、オーディブルがけっこうハマると思います。
実際に使って気づいたオーディブルのデメリット5つ


どんなサービスにも合う・合わないはあります。
まずは、実際に使ってみて感じた「注意点(デメリット)」から紹介します。
ナレーターの声が合わないとつらい
どれだけ面白そうな内容でも、声質や話し方が合わないと頭に入ってきません。
特に感情の起伏が薄かったり、クセが強かったりすると、内容よりも声が気になってしまうことも。
逆に、アニメでおなじみの声優さんが朗読してくれている作品なんかは、一気に物語に没入できました。



声を聴くだけでテンションが上がっちゃいます。
“ながら聴き”で集中できないこともある
オーディブルは「ながら聴き」が魅力ですが、
・料理しながら
・通勤しながら
・散歩しながら…
聴いていると内容が入ってこないこともあります。
そんな時は、巻き戻しやクリップ(30秒前保存)などの機能で十分カバー可能です。
考え事や難しい作業をしているときはよくあります。
挿絵・図表・マーカーは使えない
音声なので、小説の挿絵やビジネス書の図解は見られません。
一部の本ではPDF補足資料がありますが、正直僕は使ったことはないですね。
また、電子書籍のようなマーカー機能もありませんが、重要な箇所はクリップ機能で代用できます。


斜め読みできない
普段から読書をする人には「斜め読み」というスキルがあるそうですね。
オーディブルにはそれができないので、読み終わるまでに時間がかかってしまいます。
まぁ、この記事を読んでくれている人のほとんどは読書が苦手な人だと思いますが…
ただし、再生速度を調整することで、慣れれば効率よく聴けるようになるので安心してください。(僕は1.2~1.5倍速がメインです)
聴きたい本が対象外のこともある
すべての本が聴き放題対象で聴けるわけではありません。
僕も「これ聴きたいな」と思った本が対象外で、あとまわしにしているものがいくつかあります。
そういう作品は、“あとでのお楽しみ”として取ってある感じですね。
待っていた本が聴き放題の対象になった時は嬉しいです。


それでもオーディブルを続けられた3つの理由(メリット)


…と、こうして見てみると、「デメリットの方が多いじゃん」と思うかもしれません。
たしかに数ではそうですが、デメリットを補って余りあるメリットがオーディブルにはありますので
僕がこれまで続けられています。
“耳だけ”で読書できる自由さ
本を開かなくても読める。
読書が苦手な僕にとっては、これは最大の革命です。
通勤中、食事の準備中、寝る前のベッドの中でも、耳さえ空いていれば読書ができる。
・時間がない
・活字が苦手
だから「本が読めない…」
という悩みは、オーディブルで完全に解消されました。
プロの声優・ナレーターによる没入感
プロってすごいなぁ。と実感します。
もちろん声の好き嫌いはありますが、自然と感情が動いてしまいます。
アニメでも活躍する声優さんが朗読してくれる作品では、まるでラジオドラマのような臨場感。
気づけば物語の中に引き込まれていることもしばしばあります。
感情を動かされて、ニヤニヤしたり涙が流れてきたり…見られると恥ずかしいので周囲に人がいないかは要注意です。
コスパがよい
オーディブルの月額料金は1,500円です。
サブスクの中では高い部類だと思いますが、
・文庫本は600円ちょっと
・ビジネス書やラノベなどは1,000円前後
と、本を買うとなると意外に高いのです。
一か月で2冊以上聴けば元は簡単に取れます。
「ながら」で聴けるので時間的な制約を受けることが少なく、時間の確保は容易いです。
一日で聴ける時間を掴めてしまえば、2〜3冊ペースなら無理なくいけますよ
オーディブルを2年以上使ってみた感想


オーディブルを使うようになって、読書習慣ゼロだった僕が2年で80冊以上も聴けました



もしオーディブルを使ってなかったらこれらの本と出会ってないと考えると少し怖いですね。
こんなに続くとは思っていなかった
使い始めた当初はこんなにも使い倒すなんて考えてもいませんでしたが、
・夜の趣味の時間を読書に充てる
・朝早く起きて読書する
なんて意識の高い生活スタイルに変える必要がなかったのでストレスなく続けられているのだと思います。
今ではオーディブルのヘビーユーザーに
月にどれぐらい使えばヘビーユーザーと言われるのかわかりませんが
僕は、多い月で90時間ぐらい聴くことがあります。


シリーズものは気づけば次の巻、次の巻と止まらなくなるんですよね
ただ、どれだけオーディブルで本と触れ合っても「活字が苦手」を克服はできませんけど…
本を楽しめて聴けていますから問題ないですね!
最初に聴くなら?おすすめのオーディブル作品


オーディブルの使い方や良さを知るためにも、難しい本から始めるのではなく、小説やラノベから入ってシンプルに本の楽しさを知るのが良いと思います。



だったらどんな作品を聴けばいいの?
まずは、アニメ化された作品など、内容を知っている作品から始めた方が、話を理解しやすいのでおすすめです。
アニメ化作品以外でのおすすめは「本屋大賞」や「このライトノベルがすごい」などで紹介された作品
中でも
・成瀬は天下を取りに行く(2024年本屋大賞)
・誰が勇者を殺したか(このラノベがすごい!2025年総合新作部門1位)
初心者にも、ラノベ好きにも、ぜひ聴いてほしい2作です
「成瀬は天下を取りに行く」は小説の初心者でも聴きやすく、とにかく主人公、成瀬の動向に興味を持っていかれます。
「誰が勇者を殺したか」はRPGゲームやファンタジーが好きな人には刺さります!
完成度がとにかく高い!僕は5周ぐらい聴きました!
どちらもいつかは映像化が期待できるほどの名作だと思います。
まとめ:読書が苦手な人こそ、オーディブルを試してみてほしい


読書習慣がゼロだった僕が、オーディブルを使ってからは自称ヘビーユーザーになりました。
ここまで聴けるようになった理由は、生活スタイルを変えることなく、本を楽しむことができるからです。
ただデメリットもあります。完璧なサービスではありませんが、それを上回るメリットがオーディブルにはありました。
オーディブルが気になっている人は、まず1冊だけでも“無料体験”で聴いてみてください。
→オーディブル無料体験登録方法はこちらでくわしく解説しています。
難しい本じゃなくて、小説やラノベから始めるのもおすすめですよ!
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